「自分は神経症・精神病かもしれない」と不安に思っている人に本当にチェックしてもらいたい項目

「神経症」という言葉・病気というのは、実際に<なった人>以外には
あまり知る機会がないものであり、知らずに済む人も多いことが多いものでもあります。

心理学部で学んでいたり、心療内科で仕事をしている人以外の立場で
<知る気ことになる>人というのは、基本的に「患者」となった人が大半かと思われます。

それと同時に「もしかしたら自分はアレなんじゃ・・・?」と思っている方
もしくはその家族が、いろいろ調べつくした末に

  • 神経症
  • 精神病

といった症状にとたどり着くことも、1つの<知る機会>であると言えます。

インターネットが発達した昨今は、それが容易な環境でもあります。

ひと昔前であれば、キチ〇イとして家庭内で軟禁されたり
また「お祓い」といった、科学的な根拠のない対処をされることが一般的でした。

しかしながら現在では、「薬物療法」を代表とした臨床科学?や
カウンセリングといったものも、一般的な知識として知られており
<治そうとするアプローチ>は数多く、そういった機会を求める人も多い時代です。

そして最も恐怖と言える状況が、「自分への懸念」であり
神経症と精神病とは、全く異なる症状であると言えますが
その根本にある原因や、<前兆>といったものは類似する点があります。

この記事では、あくまで実際に<神経症の芽生え>から経験した人間の
「これは関係あるのでは?」という経験を含めて、解説したいと思います。

以下は、あくまで自分の経験に基づいた解説・アドバイスであり
独断と偏見も多い内容となっていることを、ご了承ください。

スポンサーリンク

「診察内容」はある程度確立されているが

よく言われていることですが、「神経症は、誰にでも可能性があるもの」と言えます。

たとえ<図太い>人であったとしても、不幸なトラブルや状況による
短期的なストレスによって、神経症を発症してしまう人はいます。

神経症が疑われる人というのは、まず「心療内科」や「メンタルクリニック」といった
いわゆる「こころの病」を患う人が通う病院を、訪問することになります。

そこでは、初期カウンセリングとして「主にどんな症状が現れているのか」を
自らの証言で語り、「それはおそらくこんな病気です。」と告げられることになります。

患者となった人の「告白」の内容から、専門医が判断することになりますが
その中では、

  • どんな症状で
  • どんな時に現れるのか?
  • どんな不便があるのか?
  • それはいつから現れたのか?

といったことを、ある意味で「誘導尋問」されることになります。

<自分でもうまく説明できない>ことが、神経症の特徴でもありますが
おおよその「パターン」は決まっているため、それに<当てはめる>作業となります。

以上は、「専門医療施設を訪れた後」の過程になります。

「前段階」は多くの人が気付くもの

他の人が適当にやり過ごすことも気になって仕方がない。

頭では「どうでもいいこと」と分かっていても体が言うことを聞かない。

夜眠れなくなった。

朝おきれなくなった。

嫌なことばかり思い出してしまう。

特定のことをする・考えると体調が悪くなる。

今まで送ってきた何気ない日常生活が送れなくなってしまった。

実際に専門委員を訪れる、ということは、こういったことが積み重なった後であり
こういった症状が確認できはじめたから、「どうしよう」と悩んでいる人は多いはずです。

ここではあくまで、日常的な「懸念」の段階における
自分でできる「チェック項目」を、挙げてみたいと思います。


神経症におけるチェック項目

と言っても、

ある程度パターンが決まっているとは言え、
その原因・症状というのは、全く同じものはありません。

神経症はいくつかの種類に分類されますが、それは「症状の名前」に過ぎません。

「この症状は、この病気」と、定義が決まってしまっていることも
神経症治療の欠点と言えます。(仕方がないことではありますが)

そのため、ここでは「多くにあてはまるもの」から
「根本的要因」と言える、深い部分にあることも併せて項目を挙げていきます。

いずれにしても、一度自分の症状をしっかりと確認し
自分がどの神経症に近いのかを認識しましょう。

自分をごまかさず、見つめてみて欲しいと思います。

ここでは、なるべく専門的な設問ではなく
自分で想像して判断しやすいようなチェック項目になるようにしています。

強迫性障害

「こだわり」が捨てられない・・・

  • 特定のモノを避けてしまう
  • 特定の行動を繰り返してしまう
  • コレじゃなくちゃ駄目・こうでなくちゃ駄目などのこだわりがある
  • 大丈夫だと分かっているのに何度も同じことを確認してしまう
  • 不合理だと分かっているのにも関わらず、それを自分の意思でやめることができない
  • やめたい・馬鹿みたいだと思っていても、体が勝手に動いてしまう

以上、当てはまる項目が1つでもあれば「強迫性障害」を疑ってみましょう。

強迫性障害に伴う「強迫観念」は、多くの神経症のベースとなるものです。

パニック障害(不安神経症)

何が怖いのか分からないが、特定の場面で発作が起きる・・・・

  • 突然息苦しくなることがある
  • 何か分からないが、何となく不安だ
  • 過呼吸を起こしやすい
  • 狭いところ・広いところ等の特定の場所にいくと震えてしまう
  • 人ごみが怖い

以上、当てはまる項目が1つでもあれば「パニック障害」を疑ってみましょう。

より不便と思われる症状の1つであり、「生活の幅」を制限してしまう症状です。

自律神経失調症

「何が何だか分からない」症状・・・

  • 前触れも無く突然体調が悪くなる
  • 手が震える
  • 喉が渇く
  • 眠れない
  • 生理が不安定(女性)
  • 突然ほてってくる(体温の変化を感じる)
  • イライラする・抑うつ状態になりやすい

以上、当てはまる項目が1つでもあれば「自律神経失調症」を疑ってみましょう。

「何が起こるか分からない」ということが最大の原因であり、
主な原因であるストレスは、あらゆる神経症の素となる要素です。

不眠症

ちゃんと眠れない・・・

  • 有眠りにつくことができない
  • 長時間眠ることができない
  • すぐに起きてしまう
  • 目が覚めやすい

以上、当てはまる項目が1つでもあれば「不眠症」を疑ってみましょう。

不眠症自体を神経症の症状とするかは、曖昧なものではありますが
神経症の症状の1つとして現れることもあり、また「眠れないストレス」
あらゆる神経症のリスクを上昇させることになる、大きな要因と言えます。

心気症

「自分は病気なのでは?」と疑う病気・・・

  • 自分が何かの病気なのではないかと思う
  • ちょっとした不調でも最悪の事態を考えてしまう
  • 体調が良化しても、治っていないと感じる
  • 医者に大丈夫だと言われても心は晴れない

以上、当てはまる項目が1つでもあれば「心気症」を疑ってみましょう。

正に「神経症かも?」と思っている症状自体が、心気症の要素を孕んでいます。

またその他の症状を含めて、神経症について知りたい方は以下の記事を参考に。

各種神経症の症状~改善・克服のためのまとめ~


神経症の症状の「奥底」にあるもの

以上は、あくまで「典型的な症状」です。

しかしながら、そもそも

「以上のような項目に、なぜひっかっかるのか?」

ということが、神経症の根本的な問題と言えます。

病気というものは、「健康な人がひっかからないトラブル」に
ひっかかるからこそ病気であり、解決のためにはその理由を解明する必要があります。

以下は、自分が考える根本要素であり、あくまで「参考」として読んで欲しいと思います。

自己愛・自意識の過剰

自己愛やそれによる自意識過剰は、神経症を招く大きな鍵と考えられます。

これは「自分が大好き」ということだけでなく、
その真逆である、「自分に自信がない」ということも含まれます。

誰もが<自分はかわいい>ものと言えますが、

  • もっと自分をよく見せたい
  • 否定されたくない
  • 自分の自信を守りたい

こういった意識が、より高い(高くなる)ことで病気を招きやすくなります。

  • プライドが高い人
  • 過保護に育てられた(あまり否定されない環境で育った)

という人に多いように思われます。

ただでさえ、否定されるとへこむものです。

もともとの「自分で思う自分のレベル」が高いほど、ダメージは大きくなります。

極端なことを言えば、「死にたくない」というものが根底にああり
心身共に健康な人からすれば、「何を言っているの?」ということですが
精神的を病む人は、誰よりも「死」を恐れていると思います。

「絶対に忘れられない嫌な思い出」がある

いわゆる「トラウマ」と呼ばれるものは、いずれ神経症を招く大きな要因と言えます。

「トラウマ」という言葉を、非常に軽い意味で使用する人もいますが 苦しんでいる人・苦しみ続けている人にとっては、冗談では済ますことができない...

またトラウマと混同されがちですが、いわゆる「執念深い」と呼ばれる
極端な気質を持っている人というのは、基本的に強迫性障害のリスクが高いと言えます。

「通勤中の電車で肩がぶつかった」といったことが、1日中頭から離れないような
粘着質な傾向がある人は、特に要注意と言えます。

「自覚」がある時点で精神病の可能性は低い

「精神病かもしれない」と思っている人は、「まだセーフ」です。

精神病の人というのは、「自覚」がないことが最大の特徴と言えます。

ただし精神病というのは、もれなく神経症の症状がつきものであり
また神経症の症状のその先に、精神病が存在することも事実です。

そのため、「神経症の人は精神病への発展に注意すべき」と言えます。

いずれにしても、神経症の前兆に不安を持っている段階では「大丈夫」と言えます。

「生き地獄」が訪れる前に食い止める

神経症を発症することによって、本人が苦しいだけでなく
周りの人にも悪い影響を与えてしまうことも珍しくありません。

いわゆる「ノイローゼ」と呼ばれることもありますが
一言で片付けられるほど、単純なものではなく症状は無限にあります。

人によって症状は様々であり、特定の症状に当てはまらないことがほとんどです。

神経症は、徐々に無自覚のうちに忍び寄り
ある日「自分がおかしいのではないか」と気づきます。

そして、今までとは変わってしまった自分の行動や
考え方がストレスになり悪化すると言う悪循環に陥ってしまうのです。

そんなことの連続で、日常生活が嫌になり
自暴自棄になりかけている、なってしまっている人もたくさんいます。

それは、ほとんど「生き地獄」に近いものになります。

神経症は外的な傷ではないため、周りの人になかなか理解されないものです。

「神経症」や「うつ病(気分障害)」また「精神疾患」といったものを 1つにまとめて考えることは、本来では相応しいものではないと言えますが ...

神経症で悩んでいる人が、どれだけ日常が生きづらいものかは本人にしか分かりません。

本来、ほぼ全ての人が神経症の種(資質)は持っているものです。

「10人に1人」が、実際に何らかの症状を発症していると言われます。

誰でも身に起こる可能性があり、たまたま自分が発症してしまっただけなのです。

神経症は、自分で自分の「気持ちの入れ替え」をするしか克服する方法はありません。

神経症はその症状を、自分で気づいた時からが克服の第一歩になります。

最後に、自分は病気かも?という恐れ・不安というのは
それ自体が強迫観念であり、心気症的なものです。

「考えすぎない」というのは、神経症を避けるために最も必要な考えと言えます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク